平和と人間の尊厳を追求するパレスチナ・ガザ出身のアブラエーシュ医師(ノーベル平和賞5回ノミネート)のドキュメンタリーを6/15,10:00/14:00の2部制で上映します。
日 時 6月15日 ①10:00-②14:00-(開場は30分前)
会 場 湯沢ロイヤルホテル
参加費 大人1,000円 大学生・高校生300円 中学生以下無料
主 催 湯沢ロイヤルホテル国際交流室
協 力 「美酒爛漫」製造元 秋田銘醸株式会社
予約不要ですが準備のため事前予約していただけるとありがたいです。
ご予約はこちらから
https://forms.gle/74CHiYjHBEeRt22R6
上映会の収益は日本国際ボランティアセンター(JVC)のパレスチナ・ガザ緊急支援募金に全額寄付します。
ストーリー
「医療でイスラエルとパレスチナの分断に橋を架ける」。
ガザ地区の貧困地域、ジャバリア難民キャンプ出身の医師で、パレスチナ人としてイスラエルの病院で働く初の医師となったイゼルディン・アブラエーシュ博士は産婦人科でイスラエル人とパレスチナ人両方の赤ちゃんの誕生に携わってきた。
彼は、ガザからイスラエルの病院に通いながら、病院で命が平等なように、外の世界でも同じく人々は平等であるべきだと、分断に医療で橋を架けようとする。
しかし2009年、両者の共存を誰よりも望んできた彼を悲劇が襲う。彼の自宅がイスラエル軍の戦車の砲撃を受け、3人の娘と姪が殺されたのだ。砲撃直後、博士の肉声をイスラエルのテレビ局が生放送し、彼の涙の叫びはイスラエル中に衝撃と共に伝わった。
その翌日、博士は突然、テレビカメラの前で憎しみではなく、共存を語りだす。イスラエル政府に娘の死の責任を追求するも、決して復讐心や憎しみを持たない彼の赦しと和解の精神は、世界中の人々に感動を与え、“中東のガンジーやマンデラ”とも呼ばれる存在となる。
しかし2023年10月7日のハマスのイスラエルへの攻撃、それ以降のガザへの攻撃を経て、彼の信念は再び試されることになる。