いつも当社をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
大切なお客様へお知らせです。
当社はスタッフの自己表現や自己実現の場を大切にするため、社員の身だしなみマニュアルを以下の通り、一部改定しました。
◆アクセサリーについては「ぶつかり合って音が出たり、極端に大きなものは使用しない」のみとし、これ以外の規定は設けません。
◆髪の染色についての規定は撤廃いたします。
◆爪は短く切ることは今まで通りですが、マニュキュアの規定は設けません。
以上により、アクセサリー、髪の染色、マニュキュアはスタッフの自由となります。
「ホテルなのに?」と驚かれたり、もしかするとご不快に思われるお客様もいらっしゃるかもしれません。
私たちは1979年の創業以来、地域や社会情勢に合わせて事業を展開して参りました。2018年にはお弁当配達の「宅配の十五家」を、2019年には地域の方がたの健康を応援するため、宴会場をリノベーションし、湯沢市介護予防支援事業「ロイヤルフィットネス」を、2020年にはコロナ禍の対応としてレストランメニューのテイクアウトやチルド商品の開発、ECサイトの立ち上げなどを行ってきました。
なぜなら、私たちは、「ホテル」という枠組みより、むしろ「地域のハブ」として、また「地域密着型企業」として、地域に根を張って地域の皆様のために事業を行っていきたいと願っているからです。
当社の企業理念を、以下の通り、今年新しく定めました。
「お客さまの人生に温かく寄り添い、華を添え、地域社会に貢献しながら、足元から平和を希求する」
企業理念を守るためには、共に働くスタッフの労働環境を改善し、彼ら彼女らの自己表現や自己実現の場も大切にしていく必要があると考えます。
また、当社の所在地である秋田県湯沢市は少子高齢化が全国トップレベルで進んでおり、若者の流出が止まらない地域です。
そんな過疎化が進む湯沢市で暮らしていくことを決め、当社で懸命に汗水を流し働いているスタッフのためにも、私たちはスタッフの個性を大切にし、多様性をお互いに認め合いながら、これからも事業を行っていきたいと考えています。
会社は社会の縮図です。
一人一人が様々な事情を抱えて、色鮮やかな夢を抱いて生きています。少しでも生きやすい、働きやすい会社にしていくことが社会を変えていくと思います。
生きやすい社会を、多様性に満ちた社会を創るために、「みんな違って、みんないい」を足元から実践して参ります。
創業45年の当社の品質とプライドは落とさずに、「お客さまの人生に温かく寄り添い、華を添え、地域社会に貢献しながら、足元から平和を希求する」ため、スタッフ一同、今後も邁進して参りますので、今後ともご愛顧のほどをよろしくお願いいたします。
湯沢ロイヤルホテル
常務取締役 京野楽弥子